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愛犬のさすけは1年半前に

旅立ちました。


別れはほんとにやって

来たのです。


徘徊が始まり、抱っこでしか

寝られなくなり、それまで

聞いたことのない様な声で

鳴く様になりました。


ガンが脳に転移したのか骨に

転移したのか


痛みが出てきたのでしょう。

獣医に余命は1週間くらいと

告げられたのは

旅立つ2日前です。


モルヒネ系の強力な痛み止めの

座薬を処方してもらい、

効いてるうちは眠るさすけ。


お口の中のガンも再発してたと

思われます。


そのせいで片目が閉じず眼球が

落ちそうなくらいな

お顔になったけど、穏やかに

眠るさすけでした。


でも薬の効果が切れると、また

悲痛な声で鳴くのです。


強力な痛み止めが効かなくなったら

どうしよう。


苦しいと言えないさすけを

苦しめ続ける理由はあるのか。


私たちは決断しました。

眠ったまま旅立たせる事を、です。


みんなでお別れをし、その後先生に

注射をして頂き、穏やかな寝顔のまま

さすけは逝きました。

たくさんの『ありがとう』を

さすけに言って、さよならしました。


家族に迎え入れたその日から

かけがえのない存在になり、

数えきれない喜びや癒しを

もらいました。

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「さすけの本当のお父さんとお母さん

天国でどうかさすけをたくさん

褒めてあげて下さいね」


「本当にギリギリまで我慢強く

病気と闘ったんですから」


もっともっとお散歩でいろんな

匂いを嗅がせてあげたかった。


もっともっと尻尾をブンブン振る

姿を見たかった。


この後、兄弟犬のチワワのこてつが

闘病後、戦い虚しく旅立ったのです。


愛猫たちに続き、2年の間に何度も

大切な命が消え逝く様に

立ち会いました。


夫の病気のこともある状況下で

悲しみや寂しさや辛さを、なんとなく

ごまかしながら生活している私。


まだまだ心のどこかが

壊れたままな気がします。


食べれるし眠れるし、

飲めるし笑えるし。

遊びにだって行ける。


一見普通に生活できています。


意識して、深くつきつめて

考えない様にしているから

保たれているメンタルです。


考えてしまうと、そこから戻って

来れなくなって、沈んだまま

浮かび上がれなくなりそうだから。


こうやってブログに書ける様に

なったのは変化の兆しでしょうか。


でも書いて吐き出しても、

まだまだ時間が必要で、

つきつめない様な生活が続くことに

なりそうです。

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読んで頂きありがとうございました。


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