75603F66-94EE-45F7-BAB9-E9F2EAB84678

ここ2年で「失う」ことが続いています。

エンドレスの様な気がして

怖いと思うこともあるんです。


ほんとは3匹だったニャンコたち。

今は1匹になりました。


友人が亡くした猫ちゃんの事で

今でも立ち直れていないと聞きました。


私も同じ。


4年前、息子が飼えなくなったからと

引き取ったくまごろう。


2年前のクリスマスも近い頃。

体重減少に気づき、連れて行った

病院で、糖尿病と知らされました。


それからはインスリンと栄養点滴を

自宅で行う日々でした。


うまくコントロールできたら

寿命を全うできると信じていました。


ところが一時は回復したのものの、

どんどん悪化し、たった3週間後の

年明け早々永眠。


自力でトイレに行こうとして

力尽きました。


12歳のお誕生日をあと少しで

迎えるはずでした。


亡くなる前の3日間、症状が

悪化する度に病院へ。


抵抗する体力がなかった為か、

元気な時には考えられない様な、

まな板の鯉状態での治療。


今思えば、何てひどい事をしたのだと

後悔しています。

苦しめるだけだったのではという

思いが纏わりついています。


見送った後は、身も心も疲弊し、

悲しみだけに襲われる日々でした。


そして、悲しみと向き合えずにいた

10日後、唯一女のコのみゅうの呼吸が

おかしい事に気がつきました。


原因不明の胸水が溜まる病気に

侵されていました。


いろんな治療を試みたのですが、

助かる手立てはなく、くまごろうの事を

教訓にし、痛がる注射も投薬も

全てやめました。


みゅうが大好きなこの家で最後まで

みゅうらしく過ごさせてあげたかったのです。


それが伝わったかの様に、

食べられなくなっていたフードを食べ、

私の布団に入って一緒に寝てくれ、

普通におトイレもし、モフモフの体を

横たえてゴロゴロと言い、病気を

忘れるくらいで……


彼女の生き様を見せてくれたかの様でした。


みゅうは保護ネコ。

散歩中に愛犬のサスケが見つけました。


生まれて間もないのに両目が

膿で盛り上がり、治療後も視力が弱く

目の色も戻らず、その為子猫の様な

黒い目のコなんです。

8DABBA94-45DE-4442-95CF-1CBD516323FE

まもなく胸水が溜まるスパンが短くなり、

目に見えて苦しそうになるまでは

何日もかかりませんでした。


治療を止めて1週間後、最後の最後まで

苦しい呼吸と戦い

「にゃぁ・・にゃぁ・・」と2回鳴いて

旅立ちました。


苦しくて鳴けなかったはずなのに。

みゅうちゃん、あの鳴き声

何を言いたかったの?


9歳だったみゅうは春を待たずに逝きました。


号泣。


人間ってほんとにそんな風に

なるものなんですね。


苦しみの中で相次いで逝った

愛猫たちの死で、後悔の念を

払拭できないでいます。


もっと何か出来たのでは?と。


家族の腕の中で眠る様に寿命を

全うして逝く、そんな完璧な

亡くなり方は、なかなかありません。


そう思っても拭えない後悔。


動物たちはその一生を通して命には

限りがあると教えてくれます。

ですから日々を大切に生きなきゃ

いけないのだということを。


そう思いつつ、私のメンタルは徐々に

「回復」している様で回復などして

いないのだと思います。


これを書きながらも涙が出てくる。

こればかりはもっとたくさんの時の

経過に身を委ねるしかないのかも

知れません。


この後起きた、さらなる「別れ」を

経験し、2年経ってもペットロスは

深く心の深い所にとどまったまま。


いまだ、突然哀しみや後悔の念に

押しつぶされそうになります。


愛猫たちから貰った思い出と教えに

心をかたむけて行けそうな気も

少しはしますが、やはりまだまだ

時間が
かかりそうな私であります。





長い記事を読んで頂きありがとうございます💜

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ありのままの自分へ